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五十嵐先生の基礎英語(8.形容詞)…札幌市東区のとっても安い学習塾!

こんにちは。五十嵐です。10日連続投稿・英語の品詞シリーズ第3弾!

前回は動詞について学びましたが、今回は形容詞について学びましょう。(前回の記事はこちら)

 

五十嵐先生の基礎英語8(形容詞)

今回取り上げる形容詞は、前回の動詞よりも簡単な内容ですので、動詞と併せて理解しましょう。

形容詞のポイントは大きく2つあります。

 

・形容詞

・名詞を修飾する

・動詞の補語となる

・最後に…

 

形容詞

形容詞とは、ある名詞がどのような性質のものかを表す言葉です。

 

big(大きい)

small(小さい)

cold(冷たい)

hot(熱い)

good(良い)

bad(悪い)

white(白い)

red(赤い)

young(若い)

old(年老いた)

many(たくさんの)

much(たくさんの)

 

大きく分けて「名詞を修飾する」「動詞の補語となる」の2通りのパターンがあります。

 

名詞を修飾する

形容詞の用い方の1つに、名詞を修飾するというものがあります。

この場合、原則として「(冠詞+)形容詞+名詞」という並びになります。

 

a big tree(大きな木)

a small camera(小型カメラ)

 

英文を読む際には、このような“a big tree”や“a small camera”といった集まりで1つの名詞のように扱うのがポイントです。

 

注意点もいくつかあります。

日本語では同じ「たくさんの」という意味でも、英語では“many”と“much”の2つを使い分けます。

数えられる名詞(普通名詞)には“many”を、数えられない名詞(物質名詞・抽象名詞)には“much”を用います。

これは、名詞の記事で少し取り上げましたが、日本語と英語のルールの違いの1つで、英語では、名詞が「数えられるもの」か「数えられないものか」を区別する傾向にあるからです。

 

many books(たくさんの本)

much water(たくさんの水)

 

また「形容詞+名詞」という並びの例外として、修飾する名詞が“something”“anything”などの場合は次のようにします。

 

something cold(冷たいもの)

 

動詞の補語となる

形容詞の用い方のもう1つに、動詞の補語となるというものがあります。

この場合、基本的には「動詞+形容詞」という並びになります。

 

一番わかりやすい例は「be動詞」と併せて用いる場合です。

 

be happy(嬉しいです)

be sad(悲しいです)

 

I am happy.(私は嬉しいです。)

I am sad.(私は悲しいです。)

 

前回の動詞の記事で学んだ自動詞の「主語+動詞+補語」のパターンで「主語=補語」の関係が成立していますね。

 

「be動詞」の他には“look”(~のように見える)や“seem”(~のように思える)などの動詞も併せて用いられます。

 

You look pale.(顔色が悪いね。)

His new novel seems interesting.(彼の新作の小説は面白そうだ。)

 

これらも「主語+動詞+補語」のパターンで「主語=補語」の関係が成立しています。

 

ところで、前回の動詞の記事で学んだ補語を用いるもう1つのパターンを覚えていますか?

“keep”(~を…にしておく)という他動詞を用いた「主語+動詞+目的語+補語」というパターンです。

 

I always keep my room clean.(私はいつも自分の部屋をきれいにしています。)

 

この場合は「主語=補語」ではなく「目的語=補語」の関係でしたね。(“my room”=“clean”)

前回説明しなかった“always”(いつも)という意味の副詞については次回解説します。

 

同じく「主語+動詞+目的語+補語」というパターンで用いることができる他動詞“make”(~を…にする)の例文も載せておきます。

 

The curtain makes this room beautiful.(そのカーテンがこの部屋を美しくしている。)

 

これも「主語=補語」ではなく「目的語=補語」の関係です。(“this room”=“beautiful”)

 

最後に…

形容詞は「名詞を修飾する」「動詞の補語となる」の2通りの用い方があることを理解できましたか?

このように、形容詞は前々回に学んだ名詞、前回学んだ動詞に大きく関わっています。

前回の動詞の内容は今回と比べて難しかったと思いますが、あえて名詞→動詞→形容詞の順番に学んだ理由はこのためです。

今回の記事を踏まえて、前回の動詞の記事を読み返してみると、もっと理解できるかもしれませんね。

次回は、副詞を学びましょう。(次回記事はこちら)

 

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