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「なぜ勉強しなくてはならないのか?」現代社会の実態まとめ

こんにちは。五十嵐です。

なぜ勉強しなくてはならないのか?その答えを見つけるために、前回までの4つの記事で、まずは、現代社会の実態を知ってもらいました。

経済人口失業年金の4つを例にあげましたが、すべての話の中で「衰退」という言葉が出てきました。

すなわち、将来の日本は昔とは状況が変わってゆくことを意味しています。

 

かつての日本は、すべてが右肩上がりの成長した時代でした。

それは、終身雇用年功序列退職金国民皆年金といったものが保障された社会であり、安定していたとも言えます。

そのため、特に自分で深く考えなくても、政府の敷いたレールに乗って 良い高校 → 良い大学 → 良い会社 と進めばそれだけで良かったのかもしれません。

 ですが、現在の世の中の時代背景は昔とは変わってきています

今、小学生・中学生の生徒を抱える保護者の方々は、おそらく私と近い年代に社会に出られた方が多いと思います。

自営業の方は別として、たとえば、初めて就職活動をされた時、どのような気持ちで就職したい企業を探していましたか?

 

私たちの世代が社会に出た頃は、まさに世の中の時代背景が変わってきているタイミングでした。

そのため「何となく不安だから安定した企業へ就職しよう」と考えた方も多いのではないでしょうか?

 

私は、その選択自体を否定するつもりはありません。

ただし「企業の倒産と失業」の記事で見たように、たとえ上場企業であったとしても倒産やリストラといった可能性はあります

みなさんに知られていそうなものでは、総合スーパーのマイカル、百貨店のそごう、個人的には比較的最近あった自動車部品製造のタカタの倒産が印象的でした。

 

大切なことは、世の中の時代背景が昔とは変わっていることを知り、1つの企業の中だけの仕事に特化するのではなく広い視野をもって世の中を見てゆく必要があるということです。

就職は「ゴール」ではなく「社会人としてのスタート」に過ぎません。

学生時代に勉強をするのはもちろんのことですが、大人になっても色々な勉強をしてゆくことは避けられないのです。(私は学生の頃「大人になったら二度と勉強なんかしない!」と思っていましたが…)

しかも、学生時代の勉強は学校の先生が教えてくれますが、大人になってからの勉強というのは自分でやらなくてはいけない場合がほとんどです。

 

なぜ勉強しなくてはならないのか?答えは色々とあると思いますが、究極の答えは将来のためであることはまず間違いありません。

しかし、過去4回の記事の説明なしに、いきなり私が「将来のため」と答えても、おそらくピンと来ないでしょう。

なぜなら、その「将来」がどういう時代背景にあるかを生徒のみなさんが想像できないからです。

 

私の過去4回の記事は、基本的に保護者の方々へ向けて書いたので(難しい話ばかりですみませんでした…)、ここまでご覧頂いた保護者の方々には「なぜ勉強しなくてはならないのか?」を理解してもらえたと思います。

そして、生徒のみなさんがそれを知ることで、生徒自身に意欲や目的といった意識が自発的に生まれ、勉強量や集中力が増し、その結果、学力アップや成長スピードに繋がるのです。

ただ、経済、人口、失業、年金といった現代社会の実態だけをもって「なぜ勉強しなくてはならないのか?」を答えても、生徒のみなさんにはまだ難しいようにも感じています。

そのため、この点については、未来に求められる人物像生徒の将来の夢や人生の歩み方「普通に働く」の「普通」とは…などの別の切り口からいずれ説明したいと思っています。

とりあえず「なぜ勉強しなくてはならないのか?」については、一度ここで終了したいと思います。

 

では、次に問題になるのがなぜ『自学力』が大事なのか?札幌自学塾としては最重要テーマです。

こちらについては、札幌自学塾のホームページ塾長の書いたブログをご覧頂ければ、ここまでお読み下さった方々だと自然とご理解頂けるかと思います。

講師・五十嵐としても、いつか記事として書かせて頂きたいと思います。

 

この記事の執筆現在(2020年5月5日)、新型コロナウイルスの影響で札幌市内の小学校・中学校は5月末まで休校延長が決まったようです。

また、運動会や遠足などの長時間活動を伴う学校行事や部活動も行わないとのことで、仕方がないことではありますが、生徒のみなさんが本当に可哀想に感じます。(中にはゲームができると喜ぶ子もいるかもしれませんが…)

コミュニケーションや運動の機会を失ってしまい、物理的な体調面だけではなくメンタルヘルスという観点でも心配です。

幼い生徒のみなさんにとっては一人で勉強をするのは孤独なことでもあり、学校などから課題を一方的に与えられるばかりでは主体性に欠けた生徒に育ってしまったり、途中で投げ出してしまったりといった不安もあります。

私は一介の塾講師に過ぎませんが、少しでも多くの生徒のみなさんに手を差し伸ばしたい想いでいっぱいです。

5教科の勉強に限らず、世の中のこと、社会のこと、大人のこと、不安なこと、コミュニケーション…何でも構いませんが、生徒のみなさんに啓き悟らせたいと思います。

 

最後に、講師である私から1つだけアピールをさせて下さい。

私は文系出身でありながら数学(算数)が得意です。

学校などからの課題で、数学(算数)に挫折している生徒さんは多いのではないでしょうか?

「かけ算」がわからないと「わり算」ができない、「わり算」がわからないと「分数」ができないように、数学(算数)は過去に学んだことの積み重ねです。

理解ができていない状態で次々と学習が進んでしまうと、わけのわからない暗号を読まされているようなもので嫌いになってしまうのも無理はないです。

Yシャツのボタンを掛け違えたのであれば、掛け違えた場所まで戻れば良いだけのことです。

ですから、たとえ中学3年生の生徒が中1の問題集をやっても、中学1年生の生徒が小4の問題集をやっても、恥じる必要など決してありません。

肝心なのは今やるかどうかであって、恥じるべきは、自分のことを棚に上げて他人を馬鹿にする者です。

新型コロナウイルスの影響を大きく受けている世の中ですので、お困りのご家庭は、ぜひ一度体験申込をなさってみて下さい。(もちろん体験は無料です)
なお、札幌自学塾では、新型コロナウイルス感染防止のため特別対応を行っておりますので、ご安心頂きたく思います。

 

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