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札幌市東区のとっても安い学習塾!学力アップや成長スピードのために最初に知るべきこと~現代社会の実態(国内総生産)~

現代社会の実態(国内総生産)

こんにちは。五十嵐です。

学力アップや成長スピードのために最初に知るべきこと「なぜ勉強しなくてはならないのか?

その答えを見つけるための1ページ目です。(前回記事はこちら)

今回から「現代社会の実態」というテーマで、今、日本がどのような状況にあるのかを説明します。

 

今回は国内総生産(GDP)について見てゆきます。

さっそく難しそうな言葉が出てきましたが、ちゃんと説明するので安心してくださいね。

 

国内総生産(GDP)とは、簡単に言うと、1年間で、その国がどれくらい経済的に発展したかを表すものです。

そして、1年前と比べて国内総生産がどれくらい増えたかを示すのがGDP成長率と呼ばれるものです。

 

学校の勉強じゃないのでわからなくてもいいです。

言葉よりも目で見てもらった方が早いので、次のグラフを見てください。

 

ざっくり20年ごとに見ると、昔は青色の棒が大きく伸びたのに、最近では少ししか伸びていません。

昔は20年間で17.7倍(+1672%)も成長したのに、最近では同じ20年間でもたったの1.18倍(+18.26%)しか成長していません。

つまり、現在の日本は、昔ほどの勢いでは経済的に発展していないのです。

実際に2018年と2019年では青色の棒がほとんど変化していません。

じゃぁ、2020年も変わらない…のであれば良いのですが、皆さんも知ってるとおり、今年は新型コロナウイルスのせいで大きな影響が出ていますね。

 

もう1つ、最近の日本の様子を表したグラフです。

赤色の線がゼロを行ったり来たりしていますが、一番右を見るとガクっと下がっています。

この原因は消費税が増えたせいだと言われたりしていますが、昔の日本であれば勢いよく経済が発展していたので、また赤色の線が上方向に戻ることもできました。

しかし、今は新型コロナウイルスのせいで世界的に大変なことになっています。

 2019年10~12月期のGDP成長率-1.8%という数値ですが「年率換算で-7.1%」と報じられています。

簡単に言うと、このままだと1年間で-7.1%になりますよという意味です。

ここ最近は20年間かけても+18.26%だったのに、たったの1年間で-7.1%になりそうなのです。

成長率がマイナスというのは、成長の反対、つまり衰退を意味しています。

しかも、この-7.1%という数字は新型コロナウイルスの影響が出る前の時点でのお話です。

(※この次の速報値は2020年1~3月期分ですが現時点ではまだ公表されていません)

 

ただでさえ、ここ最近の日本は昔ほどの勢いで成長することができませんでした。

そこに消費税増税、さらには新型コロナウイルスの影響を受けているのが今の日本です。

これからの日本は成長どころか衰退を迎えてゆくのかもしれません。

 

以上のことから、今の日本は昔とは状況が変わっているということがなんとなく理解できたでしょうか?

私の記事は学校のテストではないので、なんとなくの理解でかまいません。

 

では、それが自学力が大事という話とどうつながるのか。

そこを解説する前に、もう少し別の角度から今の日本の状況を見てみましょう。

次回の記事では人口統計を説明します。

※2020年1~3月期GDP成長率の速報値が発表されたため、5月21日に続編記事を投稿いたしました。 

 

(注)本記事は、基本的に保護者の方へ向けて書いてあります。

ただし、中学生でも読めるように専門用語などをなるべく分かりやすく説明する都合上、あえて正確ではない表現を用いる場合もございます。

 

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